旧・工学部本館
ファザードには工学部本館と同じ丸い紋の意匠が施され、3種類のスクラッチタイルを使用するなど当時の表現方法を残した貴重な建物です。サグラダ・ファミリア主任彫刻家、外尾悦郎氏が外観監修に係るなど、利活用モデルの先進的事例といえます。施設内には、福祉アート施設・工房まるによる壁画が描かれ、障害者アートの聖地として、たくさんの障害者たちに夢を与える場所になっています。
そのグラミンハウスも残念ながら2015年春、更地化スケジュールに則り解体を迎えました。4月19日に解体前の最後のお披露目を兼ねたお別れパーティが行われ、ワークショップ、トークイベントなど企画されました。イベント後、様々な方面から反響があり、現在は解体が一時延期となっています。
イベントの記録はこちら Thank you! グラミンハウス – 2015.04.19 –
http://hibitema.com/event/thankyougrameenhouse/
段々になった窓の配置は、階段に合わせられたものです。
応用物質機能化学教室に付属して高温化学実験教室が建てられています。
解体直前の貴重な記録。窓ガラスもはずされ、室内も撤去されています。
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